オンライン家庭教師をインターネットで検索したら、たくさんの会社がヒットします。
ホームページを見ても似ているところが多かったり、料金体系が違ったりして分かりにくいです。
そうなると…
「オンライン家庭教師ってどうやって選べばいいの?」
「うちの子に合うオンライン家庭教師ってどこ??」
と悩む方も多いでしょう。
オンライン家庭教師を利用してから、「思ったサービスと違った…」や「別のオンライン家庭教師にすれば良かった…」となる方も少なくありません。
オンライン家庭教師を利用し始めてから後悔しても遅いのです。
オンライン家庭教師の選び方で後悔しないためにチェックするべきことを知っておけば、正しい選択ができます。
この記事では…
- オンライン家庭教師の選び方
- 選び方で失敗を防ぐ方法
について解説していきます。
僕自身がオンライン家庭教師の講師をやっているので、オンライン家庭教師の選び方は任せてください。
以下は僕の自己紹介です。

オンライン家庭教師の選び方

オンライン家庭教師は次の3つの視点で選びます。
- 目的で選ぶ
- 内容で選ぶ
- 予算で選ぶ
3つの視点の中で最優先するべきなのが「目的」になります。
なぜなら、オンライン家庭教師を「どのような目的で利用するのか」が明確であれば、選ぶ際の指標になるからです。
それでは、早速オンライン家庭教師の選び方を3つの視点から確認していきましょう。
目的で選ぶ

中学生がオンライン家庭教師を利用する目的には・・・
- 授業の遅れを取り戻す
- 苦手教科の克服
- 家庭学習の習慣化
- 定期テスト対策
- 高校受験の対策
の5つがあります。
それぞれをくわしく見てきましょう。
授業の遅れを取り戻す

学校の授業で1度つまずいてしまうと、中学校では授業が進むごとに次々と分からないことが増えていきます。
分からないが出てきても、ある程度は教科書を使って自主学習することが可能ですがどうしても教科書では理解できない部分がでてきます。
また、多くの場合はつまずいた原因を戻って解消しないと分からないことが理解できません。
ところが、自主学習ではつまずいた原因を見つけられない場合が多いです。
オンライン家庭教師なら分からないことをマンツーマンで学習できるので、授業の遅れを取り戻すことができます。
苦手教科の克服

中学校の授業では特定の教科が苦手になる中学生が多く見られます。
特に数学と英語が苦手意識を持つ中学生が多いです。
オンライン家庭教師なら生徒に合わせて苦手な部分を徹底的に勉強できるので、苦手科目の克服が可能になります。
家庭学習の習慣化

オンライン家庭教師で授業は定期的に決まった曜日や時間に行われます。
決まった曜日や時間に授業を受けることは学習の習慣化のために重要な役割を果たします。
授業が終わっても宿題が出るので、次回の授業に向けて学習することができます。
オンライン家庭教師が運営するオンライン自習室を利用すれば、集中して自主学習することができるので、学習の習慣化がスムーズにできるようになっています。
定期テスト対策
要望すれば定期テスト前に集中して授業を追加で行ってくれるオンライン家庭教師もあります。
定期テストの勉強が不安な場合は定期テスト対策に手厚いオンライン家庭教師を選ぶと良いでしょう。
定期テストに向けた授業だけでなく、定期テストの計画の立て方などアドバイスが受けられるオンライン家庭教師がほとんどなので安心です。
高校受験の対策
3年間の中学校生活の中で最大のミッションは高校受験の合格です。
高校受験で合格するためには合格ラインを突破するために必要な勉強を段階的に行う必要があります。
ゴールから逆算して必要な勉強を計画的に行うことは、なかなか中学生には実践できません。
オンライン家庭教師の講師なら自身の経験を踏まえて、合格までお子さんに伴走してくれます。
また、オンライン家庭教師は全国展開しているサービスなので「各都道府県の入試の傾向」を学校よりもスピーディかつ的確に提供してくれる点も大きなメリットです。
内容で選ぶ

オンライン家庭教師はたくさんありますが、それぞれのオンライン家庭教師に特色があります。
オンライン家庭教師を内容で選ぶときには……
- 所属する講師
- 授業が可能な時間帯
- コーチングができるか
- 自主学習サポート
- これまでの実績
の5つをチェックしてください。
それぞれをチェックするときに押さえておきたいポイントを詳しく見ていきましょう。
所属する講師

各オンライン家庭教師は・・・
- 社会人のプロ講師だけ
- 大学生講師だけ
- 社会人のプロ講師と大学生講師の両方
- 特定の大学の学生(例えば東大)だけ
というように所属する講師に違いがあります。
大学生と社会人のプロ講師のメリットとデメリットをそれぞれ表にまとめました。
講師 | メリット | デメリット |
---|---|---|
大学生 | ・生徒と打ち解けやすい。 ・受験の体験談を聞ける。 ・授業料がリーズナブル。 | ・指導力や経験不足の可能性がある。 ・長期間受け持てる保証がない。 ・授業日の変更が生じるリスクがある。 |
プロ講師 | ・経験や実績がある講師が多い。 ・高い指導力を持っている。 ・授業日の変更が少ない。 | ・年齢が離れているので生徒と打ち解け にくい可能性がある。 ・授業料が高め。 |
大学生と社会人のプロ講師について、それぞれ詳しく見ていきましょう。
大学生の講師
大学生の講師ならお子さんと年齢が近いのこともあり、話が合いやすく打ち解けやすいというメリットがあります。
大学生の指導力にはバラツキがあるので、きちんと研修を通して授業スキルを身につけた講師が所属するオンライン家庭教師を利用するのがおすすめです。
大学生の講師は社会人のプロ講師よりも料金がリーズナブルな傾向があります。
社会人のプロ講師
経験や実績がある社会人のプロ講師は、指導力の高さや指導法の引き出しの多さが魅力になります。
オンライン家庭教師が専門のプロですから、授業日の変更に柔軟に対応してもらえる点も安心です。
大学生の講師と比べて授業料は高めですが、授業料に見合った効果が期待できます。
講師はわがままに選ぶべし
オンライン家庭教師では、学校と違って授業をしてくれる講師を自由に選べます。
講師を選ぶときにオンライン家庭教師に「リクエストできる項目」は、次の5項目です。
- 年齢(大学生、社会人など)
- 性別
- 目的(成績アップ、高校受験対策など)
- 性格(明るい講師、きびしい講師など)
- 教えるのが得意な教科
講師を選ぶときには、わがままにリクエストしないとダメだと心得ましょう。
リクエストが細かければ細かいほど、お子さんと相性がバッチリの講師と出会える確率が上がります。
授業が可能な時間帯

オンライン家庭教師の授業が可能な時間帯は「担当講師との直接交渉」で決まる場合が多いです。
部活などで忙しい中学生にとっては「授業を受けやすい時間帯に対応してもらえるか」が大事になります。
学校から帰宅後にオンライン家庭教師を利用する場合は必然的に夜間に授業を受けることになります。
平日を避けて、比較的時間に余裕がある土日に授業を受けたいという場合もあるでしょう。
自分の生活スタイルに合わせて授業を受けられれば、集中して勉強に取り組むことができます。
また、自分の生活スタイルに合った授業なら継続することにも苦ではなくなります。
コーチングができるか

「ティーチング」と「コーチング」の違いが分かりますか?
- ティーチング=授業
- コーチング=勉強のやり方の指導&学習の管理
をそれぞれ指します。
ここからは、コーチングについて詳しく見ていきましょう。
勉強のやり方の指導
学校の授業では「勉強のやり方」はなかなか教えてもらえません。
※ここでいう、勉強のやり方は「生徒の個性に合わせた1人1人に合った勉強方法」と言う意味です。
学校では一斉授業の中で「一般的な勉強のやり方」の指導は行われますが、一般的な勉強のやり方が合わない生徒もいます。
自分に合った勉強方法を知らない中学生は100%勉強が伸び悩みます。
自分に合った「正しい勉強方法」を身につけることは、高校受験の合格に大きく影響します。
また、長い目で見れば高校進学が大学進学に向けて「大きな財産」になります。
学習の管理
自力で学習計画を立てられる中学生はとても少ないです。
これからの勉強は「学習計画の作成」や「学習の進捗の管理」を自分でできる学生が高く評価される時代になります。
学校でも学習計画の作成の指導を行ってくれる場合はありますが、学習の進捗の管理まできめ細やかに行ってくれることはありません。
※学校の先生には対応できるだけの余裕がないから
オンライン家庭教師の中には、お子さんの学習の進捗を定期的に確認&連絡してくれるサービスがあります。
このように、学習計画の作成、学習の進捗といった学習の管理を『コーチング』ができるオンライン家庭教師を選べば、他の中学生に大きな差をつけることができるはずです。
自主学習サポート

オンライン家庭教師の授業中なら、分からないことを講師に質問すれば即解決できます。
ところが、授業時間外の勉強で分からない問題が出た場合は困ります。
分からないことをそのままにしてしまい、分からなかった問題が定期テストで出題されたら最悪です。
実は、授業時間外でも宿題等で分からないことをLINEやチャットで講師に質問できるオンライン家庭教師が多いので安心してください。
オンライン自習室を運営しているオンライン家庭教師であれば、自習中の質問に対応してもらうことが可能になります。
オンライン自習室以外にも、「授業動画の配信」や「問題プリントのダウンロード」といったサービスを行っているオンライン家庭教師もあります。
利用を検討しているオンライン家庭教師の自主学習サポートは要チェックです。
これまでの実績
これまでの実績として一番分かりやすいのは、「高校受験の合格実績」でしょう。
各オンライン家庭教師のホームぺージで、前年の高校受験の合格実績をチェックすることができます。
お子さんの志望校(または同レベルの高校)への合格実績があるオンライン家庭教師なら、指導力のある講師が在籍している証明になります。
これまでの利用者に関する実績をチェックすることを忘れないようにしましょう。
予算で選ぶ

オンライン家庭教師を予算で選ぶ場合にチェックするべきことは・・・
- オンライン家庭教師に必要なもの
- オンライン家庭教師の月謝
が予算内に収まるかになります。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
必要なもので選ぶ

オンライン家庭教師で授業を受ける時に一番重要なものはインターネット回線になります。
また、オンライン家庭教師は画面を通して生徒と講師がやり取りをするのでパソコンかタブレットがも必要です。
利用するオンライン家庭教師によって違い、Webカメラ・ヘッドセット・ペンタブレットなどの機材が必要になる場合もあります。
オンライン家庭教師に必要なものを購入すれば初期費用が高くなり、機材をレンタルすれば毎月の月謝にレンタル料金が加算されます。
利用したいオンライン家庭教師では何が必要か、用意する場合はどのくらいの金額が必要かを確認しておきましょう。
オンライン家庭教師に必要なものを以下にまとめたので、是非参考にしてください。
》オンライン家庭教師に絶対に必要なものとは?
月謝で選ぶ

オンライン家庭教師の月謝は、次の5つのポイントで決まります。
- 授業料
- オンライン家庭教師の授業料
- 管理費やシステム使用料
- オプションの料金
- 機材レンタルの金額
オンライン家庭教師の月謝はサービス内容に比例します。
オンライン家庭教師の月謝の多くを占める授業料が高くなる条件は・・・
- 学年が上がる
- 指導内容を追加する
- 講師の質を上げる
という3つになります。
学年が上がればそれだけ講師に求められる指導力や専門性が高くなるので、授業料が高くなるのは仕方ありません。
中学3年生になれば、高校受験の対策も必要になるので尚更です。
通常の授業に加えて、定期テスト前に集中的に追加授業を依頼するなどした場合には追加料金が必要になります。
また、大学生の講師でも東大など難関校に所属する講師に依頼する場合は授業料が高くなるのは仕方ありません。
大学生の講師よりも社会人のプロ講師の方が、指導力が高いので授業料が高くなるのも当然と言えます。
月謝で選ぶときの注意点
オンライン家庭教師の料金体系は複雑になっています。
- 月謝は安いけど、初期費用(入会金など)が高い
- 入会金だけでなく、更新制の年会費が必要
- システム管理費が毎月必要
というように、オンライン家庭教師によってシステムが異なり、分かりにくくなっています。
月謝だけでなく、金額に関する不明点は資料請求や問い合わせをしてしっかり確認しましょう。
オンライン家庭教師の料金相場を以下にまとめたので、是非参考にしてください。
》オンライン家庭教師ってどのくらいの費用がかかるの?
選び方で失敗を防ぐ方法

選び方で失敗を防ぐ方法は…
- 口コミを参考にする
- 体験授業を受ける
の2つになります。
それぞれ細かく確認していきましょう。
口コミを参考にする

オンライン家庭教師の選び方で重視するべきなのが「口コミ」です。
ネット上を探すと、知名度の高いオンライン家庭教師なら多くの口コミが見つかります。
否定的なものを確認することで気になっているオンライン家庭教師の長所や短所を確認することができます。
ただし、口コミはあくまで口コミです。
人の受け取り方と自分の受け取り方が同じとは限りません。
口コミは参考にする程度が丁度いいでしょう。
各オンライン家庭教師のホームページには好意的な口コミしか掲載しないので、当サイトでは公平な視点で口コミをリサーチしています。
体験授業を受ける

オンライン家庭教師の選び方で、最も重視するべきことなことは『相性のいい講師に出会うこと』です。
相性のいい講師に出会うには実際にオンライン家庭教師の授業を受ける必要があります。
オンライン家庭教師の選び方で、失敗を防ぐベストな方法は『体験授業を受けること』です。
実際にオンライン家庭教師をしている講師の立場から言わせてもらうと、実際に授業をしてみないと生徒との相性は分かりません。
ネット上の口コミで評判が良いオンライン家庭教師でも、生徒と講師の相性が悪ければ学習効果が損なわれ、期待通りの成果は得られないでしょう。
同様に、実績のある社会人のプロ講師であっても、お子さんとの相性が悪くコミュニケーションが取れなかったら十分な学習効果は得られません。
くり返しになりますが、相性のいい講師に出会うために『体験授業を受けること』がオンライン家庭教師を選ぶときの鉄則です。
体験授業の申し込み方法
体験授業を受けるためには、オンライン家庭教師のホームページの専用フォームから申し込みましょう。
体験授業に申し込むと、オンライン家庭教師の会社から連絡がきます。
どんな目的での利用を考えているか、講師に希望する条件などのヒアリングが行われます。
ヒアリングのときに、「講師の交代は無料か(回数制限)」や「料金に関する疑問点」を確認しておきましょう。
ヒアリングが終わったら、講師の選定が行われます。
担当講師が決まったら、日程を調整して体験授業の実施です。
短期間の利用もおすすめ
1か月だけというように短期間の利用が可能なオンライン家庭教師もあります。
利用を検討しているオンライン家庭教師で短期間の利用が可能であれば、短期間でオンライン家庭教師を利用してみましょう。
学習効果が確認できてから本格的に長期間の利用に移行すれば、オンライン家庭教師選びで失敗を避けられて安心です。
オンライン家庭教師の短期間の利用は、体験授業だけでは講師との相性チェックに不安がある場合に有効な方法になります。
体験授業のチェックポイント

体験授業のチェックポイントは、次の3つです。
- 講師との相性
- 講師の指導力
- 授業内容が伝わりやすいか
講師との相性
くり返しになりますが、大事なことなのでもう一度言います。
オンライン家庭教師の選び方で一番大切なことは『相性のいい講師に出会えるか』です。
オンライン家庭教師の授業は毎週行われます。
毎回の授業で「話しやすいか」「相談しやすいか」「楽しく勉強できるか」は重要な要素になります。
講師の指導力
講師の指導力に関するチェックポイントは、次の3つです。
- 授業が分かりやすいか
- 進め方はどうか
- 質問をしやすいか
体験授業中には…
- 授業で押さえておくポイントは?
- 授業内容を定着させるために次回までに行うべきことは?
- 授業内容が今後のどの単元につながるのか?
以上の3つの質問を講師にしてみましょう・・・我ながら嫌な質問ですね(笑)。
3つの質問に的確に答えられる講師は指導力があると判断できます。
体験授業を終えて、お子さんが「快適に授業を受けられたか」と「またオンライン家庭教師の授業を受けたいと思えるか」がポイントです。
授業内容が伝わりやすいか
授業内容が伝わっているかを確かめる方法は、ノートチェックです。
講師が授業で説明した内容がお子さんに伝わっているかは、ノートを見ればハッキリ分かるでしょう。
オンライン家庭教師の授業はパソコンの画面を通して行われるので、講師の指導内容がお子さんにきちんと伝わっているかが重要なチェックポイントになります。
せっかく授業を受けても、生徒にパソコン画面を通す環境のせいできちんと伝わっていなければ意味がないです。
講師の指導内容が伝わっているかは講師の責任だけでなく、お子さんとオンライン学習の相性チェックも兼ねていると考えてください。
体験授業から契約までの注意点

お子さんが快適に授業を受けられ、またオンライン家庭教師の授業を受けたいと思ったら契約を検討することになります。
体験授業で担当した講師がそのまま担当の講師になる場合がほとんどですが、まれに実際に受け持つ講師が契約した後に再選出されるオンライン家庭教師があるので注意が必要です。
体験授業と契約後の講師が違うと、お子さんと講師の相性面で不安が残るので体験授業のときの講師が正式な担当講師になることを条件に契約を結びましょう。
チェックするべき契約内容

オンライン家庭教師でチェックすべき契約内容は…
- 急な日程変更に対応してもらえるか
- 講師の交代は無料でできるか
- トラブルへの対応力
- 成績保証の適用条件
- 退会にかかる料金はないか
の5つになります。
それぞれのチェックポイントを詳しく確認しましょう。
急な日程変更に対応してもらえるか

オンライン家庭教師では基本的に、決まった曜日と時間に授業を行います。
決まった曜日と時間に授業ができればベストですが、そうとは限りません。
僕の経験上、5回に1回くらいは時間を前後にずらしてほしいという依頼を受けます。
また、10回に1回くらいは日程の変更をお願いされます。
急な日程変更には、急用だったり体調不良だったりと色々な理由があります。
授業を行う曜日や時間帯は担当する講師との交渉で決まるので、講師の了承があれば変更は可能です。
契約時に「急な時間変更や日にち変更に対応してもらえるか」を確認しましょう。
併せて「変更しても追加料金が発生しないか」と「変更可能な期限(例:前日まで)」を確認しておけば安心です。
講師の交代は無料でできるか

体験授業では問題なかったのに、実際の指導が始まってから担当の講師と合わなかった・・・というケースも考えられなくはありません。
そんな時のために、担当の講師を無料で交代できるかを事前に確認しておきましょう。
基本的に無料で交代できるオンライン家庭教師が多いですが、講師の交代に料金がかかる場合もあり得ます。
信頼できる講師から授業を継続的に受けるためにも、利用を検討しているオンライン家庭教師に講師の交代は無料でできるか契約時に確認しておきましょう。
トラブルへの対応力
オンライン家庭教師をしていると、パソコンの不具合やインターネット回線の切断などのトラブルが起こります。
僕もオンライン家庭教師の講師なので、授業中にインターネット回線が不安定になったという経験も含めてトラブルを経験しています。
保護者の中には・・・
- パソコン操作方法に自信がない
- インターネット回線ってよく分からない
という方もいるでしょう。
トラブルが発生したらサポートセンターが対応してくれるオンライン家庭教師を選べば安心です。
トラブル発生時に慌てないためにも、利用を検討しているオンライン家庭教師がきちんとトラブルに対応してくれるかを契約時に確認しておきましょう。
成績保証の適用条件
講師の指導法が合わずに成績が上がらなかった場合に授業料を返金する「成績保証」を行なっているオンライン家庭教師があります。
利用を検討しているオンライン家庭教師が成績保証をしている場合は、適応条件を確認しておきましょう。
中学生1人1人の学力は違うので、10点アップと言っても30点を40点にするのと80点を90点にするのは同じではありません。
成績保障を受けることが目的の場合は、成績保証の適応条件を必ず確認してから契約してください。
退会にかかる料金はないか
オンライン家庭教師は原則的に、いつでも退会することができます。
多くのオンライン家庭教師で退会に関する費用はかかりません。
退会時に料金がかかる場合は、1年契約中に途中で退会するといったように「契約を途中で切る場合」がほとんどです。
他にはクーポンを購入して授業を購入するスタイルのオンライン家庭教師ではクーポンの買取ができない場合があります。
利用を検討しているオンライン家庭教師の料金体系と合わせて、退会にかかる料金を契約時に確認しましょう。
オンライン家庭教師の選び方

オンライン家庭教師は、次の3つの視点から選びましょう。
- 目的で選ぶ
- 内容で選ぶ
- 予算で選ぶ
オンライン家庭教師の選び方で、最も重視するべきことなことは『相性のいい講師に出会うこと』になります。
学校の勉強でも、学年が変わって先生が変わると苦手教科を好きになることがありますよね?
生徒のやる気は講師との相性で決まると言っても過言ではありません。
相性のいい講師に出会うには実際にオンライン家庭教師の授業を受ける必要があります。
オンライン家庭教師の選び方で、失敗を防ぐベストな方法は『体験授業を受けること』です。
オンライン家庭教師の体験授業は無料で受けられる場合がほとんどです。
講師との相性が成績の向上に大きく影響するので、最低でも3つのオンライン家庭教師で体験授業をしておきたいです。
※複数のオンライン家庭教師で体験授業をすれば、理想の講師に出会える可能性も高くなります。
オンライン家庭教師は始めるまでにカウンセリングや無料体験など意外と時間がかかるものです。
1発で理想の講師が見つかるケースはなかなか無いので、気になるオンライン家庭教師が見つかったら体験授業を積極的に受けてみましょう。
5つのステップでオンライン家庭教師の始め方を解説しているので、参考にしてください。
- 【ステップ1】オンライン家庭教師のデメリット(メリット)を知ろう
- 【ステップ2】オンライン家庭教師に必要なものを準備しよう
- 【ステップ3】オンライン家庭教師の授業のやり方を確認しよう
- 【ステップ4】オンライン家庭教師の料金相場を知ろう
- 【ステップ5】お子さんに合うオンライン家庭教師を選ぼう(今はココ)
この記事が、お子さんの勉強のお役に立てば幸いです。
記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。